ゲームの種類

サバゲーと一言に言っても、ゲーム自体のルールはたくさんあり、オーソドックスなルールから、それらを拡張する追加ルールまで、様々な組み合わせがあります。
今回は、その中でもよく行われる一般的なゲームをいくつかご紹介します。

オーソドックスなゲーム

全滅（殲滅）戦

とにかく相手を全滅させたら勝利。時間制限を設けた場合は、それまでに生き残っている人数が多いほうが勝利。もっともシンプルなルール。どのゲームにも言えることですが、一般的に10分～15分で行います。

フラッグ戦

相手の陣地に設置されたフラッグを奪った方の勝利。フラッグと言っても大抵はブザーなどが設置されていて、押すと音で知らせるようになっています。もっとも基本となるルールで、これを元に復活戦や大将戦を行います

センターフラッグ戦

お互いの陣地の中間地点にフラッグを1つだけ設置し、フラッグの色を自チームの色に替えるなどして、制限時間終了時にフラッグが有効になっているチームの勝利。復活ありの場合は、自陣に5人集まった時点で復活といった条件を設けます。
一気にせめてフラッグを有効にし、その後は守り続けるといった、攻守両方のテクニックが問われます。

ポリタンク戦

お互いの陣地の中間地点にポリタンクを設置し、自陣の指定位置まで運んだチームの勝利。
こちらは「争奪戦」とも呼ばれ、少しでも自陣に近づける程に有利になるので、最初の動きが重要となります。
他にも、相手陣地に置かれたポリタンクを奪う「強奪戦」や、ポリタンクを持ち運びながら守るチームから攻撃側が奪いに行く「略奪戦」、自陣のポリタンクを相手陣地に運ぶ「搬入戦」などがあります。また、復活ありにしたり、ポリタンクの数を増やしたりすることで、さらにバリエーションをもたせることができます。

全滅戦などの拡張ルール

爆弾テロ戦

少人数のテロチームと突入チームに分かれ、テロチームは先にフィールドに入り爆弾（タイマー）をセットします。爆発した（タイマーが鳴った）時にその部屋にいた場合、全員ヒット扱いになりますので、テロチームは敵をいかにおびき寄せるか、突入チームは素早く部屋の安全を確保できるかが問われます。先に相手を全滅させた方が勝利。

フラッグ戦などの拡張ルール

復活戦

フラッグ戦に、指定回数復活できるルールを追加したもの。
チーム内で復活回数を指定し、ヒットされた人は自陣のフラッグ位置から復活することができます

大将戦

予め指定した大将のみが相手のフラッグを奪えるフラッグ戦です。
大将をいかに防衛しつつ前線に連れていくかが重要となります。

メディック戦

予めメディックと呼ばれる衛生兵を指定しておき、ヒットされた人はメディックを呼び、呼ばれたメディックはヒットされた人のところに行くことで、その人を復活させることができます。メディックは復活できないので、いかに守りながら移動するかが重要となります。

スパイ戦

予めスパイを指定し、相手のチームに味方のふりをして紛れ込みます。指定時間が過ぎたあと、スパイは本来の自分のチームが有利になるように動くので、いかにスパイを見極めるかが重要となります。

捕虜戦

フラッグ戦に捕虜という位置づけを追加したルール。
ヒットされた人は捕虜として収容エリアに移動し、武器はそこから離れたところに集めて置いておきます。捕虜はいつでも脱走できますが、もちろん収容エリア監視役がいて、脱走した瞬間撃ってきますし、二度目のヒットで復活はできなくなります。いかに捕虜を開放しながらフラッグを攻めるか、2箇所への攻撃（防衛）が必要となります。

攻守戦（攻防戦）

攻撃側と防衛側に分かれ、防衛側の陣地にのみフラッグを設置し、攻撃側はフラッグを奪ったら勝利。防衛側は指定時間までフラッグを守りきれば勝利となります。防衛側が有利になる場合が多いので、攻撃側は復活無制限、フルオートありにするなどしてバランスを取ります。

ポリタンク戦などの拡張ルール

ドラゴンボール戦

フィールドに散らばった複数のポリタンクなどを一箇所に集めたら勝利。少人数チームに分けてで行う方が手分けできない分、集めたポリタンクの隠し方や運び方が必要になるのでおすすめ。フィールドが狭いとすぐ横取りされますし、狭いと見つからないので、フィールドの広さに合わせて工夫しましょう。

その他の拡張ルール

リアルカウント戦

実銃と同じ弾数のみマガジンに装填して行うルール。
弾の節約や使用弾数の把握、マガジンチェンジのテクニックが重要となります。

バトルロワイヤル戦

自分以外全員敵のゲーム。勝利条件は殲滅戦にするもよし、センターフラッグにするもよし、他のゲームと組み合わせて行います。フィールドの中心から同時に一定時間散らばってから始めたり、一定間隔で一人ずつフィールドに入っていったりしますが、後者の場合は先に入る人が圧倒的に有利なので注意。
二人一組にする「ツーマンセル戦」というのもあります。